損切りの計算方法
今回はちょっとアカデミックに損切り(ロスカット)の計算方法についてまとめていきましょう。証拠金をいくら用意しなければならないのか、証拠金に対してどれぐらいの値動きでマージンコールがかかるかは把握しておかなければなりません。
計算式をまとめておくと……
<購入価格 × (1-マージンコール率)/レバレッジ>
となりますが、具体的な例で確認してみましょう。
レバレッジ10倍で、外国為替レートが1ドル=100円の時にUSD/JPYを1000通貨取引するには、1万円の証拠金が必要になります。ロスカットレベルを証拠金維持率30%と設定した場合を考えてみましょう。
証拠金維持率は、取引に必要な証拠金が1万円である場合、証拠金を1万円入金していれば100%になります。ロスカットレベル30%ということは、必要な証拠金(1万円)が30%まで目減りしたらロスカットしますということになります。
[計算式] 1万円 × 30% = 3000円
ですので、入金した証拠金が3000円まで減ってしまったら、強制決済されることになります。今回の例では証拠金1万円からスタートしていますから、買った直後はロスカットまでに7000円の為替差損に耐えることができます。
最初のほうのロスカット計算式に代入すると……
100 × (1-30%)/10倍=7円
ということになり、1ドル=100円から7円円安まではロスカットされずに済むということになります。

